バイク売却の基礎知識
ここではバイクの売却に関する基礎的なことからお話しします。まずは自分のバイクの登録書類などがきちんと揃っているかどうかを確認しましょう。
125ccまでの原付ならば役所発行の標識交付書、126cc~250cc未満の軽二輪車は陸運事務所発行の届出済証、251cc以上の小型二輪車は陸運事務所発行の自動車検査証が必須の書類となっており、原付や軽二輪車は事前に廃車してナンバーを返納しておくと、業者に余計な費用を取られないと思います。
小型二輪車の場合は車検が残っているのなら、そのままにしておく方がいいでしょう。ちなみに自賠責保険もバイクの使用時には必須のものですが、廃車証や返納証にすることで、それぞれの残日数に応じて保険会社に精算の請求をすることができます。
ちなみに小型二輪車の車検の残りについてですが、車検切れ直前の場合は査定金額には殆ど反映されませんし、自分で車検を通してからの売却の場合でも、その費用に見合った金額は得られないようなので、覚えておいてください。
自動車税については、4月1日時点での所有者に1年分が一括で請求されます。5月に売却するという場合でも、自動車の時のような月割計算はありませんので、これは自分の負担だと認めてください。但し、5月に別のバイクを購入した場合には、その年の11か月間は税金がかからないので、全てが損というわけではありません。