バイクの状態について
売却したいバイクはできるだけノーマル(無改造)の状態にすることが基本です。稀にハーレーなどアメリカンタイプのカスタムで付加価値がつくこともありますが、殆どの場合はノーマルの方が高い査定がつきます。
特に小型二輪車の場合では車検があるので、マフラーが社外品で車検非対応なら車検が通らず、別にノーマルのマフラーを準備する必要もあるのです。他にもハンドルの幅や高さが変わっている時にも「構造変更」による別ラインでの検査をしなければなりません。
エンジンなど機関部分の改造をしてある場合は、その車種にリコールが発生した時にもその適用がなされませんし、殆どの場合で改造車は安くなってしまいます。
もうひとつは清掃状態です。油まみれ泥まみれの汚い車体は、いかにも整備を怠って乗りっぱなしであるかのような印象を査定担当者に持たれてしまいます。もしもバイクがそんな状態でしたら、とにかくキレイに洗車しておくことをお勧めします。洗車してワックスをかけておく以外にも、性洗剤と雑巾でシートなどもできるだけキレイにしておきましょう。
エンジンやチェーンの回りについて汚くなっているオイルなどは雑巾とクリーナーで拭けば、随分とキレイになります。ステッカー類も剥がした方が無難です。剥がしにくい時には、専用のステッカー剥がし剤を使って、塗装面を傷めないように剥がしてください。